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Template Infobox Language アルカ (arka) は、セレン・アルバザード(1981-)らが作成した架空の世界カルディアを舞台にした小説・漫画・ゲームなど動画でわかるアルカに登場する架空言語である。 Template ネタバレ 特徴 アプリオリ言語としての背景となる文化や風土もゼロから構築している。これまでに20年を掛けて15,000語をこえる語彙が作られているためアプリオリな芸術言語としては、大規模な言語となっている。 文字 thumb|アルカの表記に用いられる幻字 アルカの文字は幻字と呼ばれ、20個の子音と5個の母音が存在する。 音韻 子音:t, k, x, s, n, v, f, m, d, g, p, b, h, y, c, r, z, j, w, l 母音:a, i, o, e, u xはシャ行。cはふるえ音のラ行(べらんめえ調のラ行)。 他はローマ字読みと同じ。例えばyはヤ行でjはジャ行でwはワ行。 母音 a, i, o, e, u, qの6母音存在するが、シュワーのqは音素としてはほとんど表れることはない。 オノマトペや感嘆詞(hqm /həm/ へぇ)や、子音連続で読みにくい場合(tikn /tikən/ 竜)、子音で終わる語の末尾(arbazard /aɹbazaɹdə/ アルバザード)などに表れやすい。 前舌 中舌 後舌 非円唇 非円唇 円唇 狭 i /i/ u /u/ 半狭 e /e/ q /ə/ 半広 o /ɔ/ 広 a /a/ 子音 アルカにおいて発生しうる子音の音声は27音、弁別性のある音素は20文字にts/ʦ/, tx/ʧ/を加えた22音存在する。 nは直後の子音が[p],[b]のときは[m]、[t],[d]のときは[n]、[k],[g]のときは[ŋ]、[s], [z], [l], [r], [ɾ], [ɹ]のときは[N]になる。 cは、歯茎ふるえ音[r]で発音するのが標準だが、おとなしく丁寧な発音を心がけるときは歯茎はじき音[ɾ]になる。 hは、無声声門摩擦音[h]が標準だが、ihのような組み合わせになった時は無声硬口蓋摩擦音[ç]、ah, ohのような組み合わせになった時は無声軟口蓋摩擦音[x]で発音する。 唇音 舌頂音 舌背音 咽喉音 両唇音 唇歯音 歯茎音 後部歯茎音 硬口蓋音 軟口蓋音 口蓋垂音 声門音 破裂音 p /p/ b /b/ t /t/ d /d/ k /k/ g /ɡ/ 鼻音 m /m/ n /n/ n /ŋ/ n /ɴ/ ふるえ音 c /r/ はじき音 c /ɾ/ 摩擦音 f /f/ v /v/ s /s/ z /z/ x /ʃ/ j /ʒ/ h /ç/ h /x/ h /h/ 接近音 r /ɹ/ 接近音 y /j/ 側面接近音 l /l/ 有声両唇軟口蓋接近音 w /w/ 破擦音 歯音 歯茎音 無声音 ts /ʦ/ tx /ʧ/ 語彙 自然言語から語彙を借用していないアプリオリ型である。一部の基本語は音象徴を元に構成される。例えばeは水を象徴するため、eri(血)、ena(涙)などにはeの音が入る。なお、単語の大半は合成と混成による。例として、ena(涙)はe(水の音象徴)とna(心)の合成である。 2012年9月30日現在、17,161語の語彙を持ち、アプリオリ型芸術言語では類を見ない膨大な語彙数を持つ。 文法 基本語順はSVO型。ti(you) siina(like) oma(dogs)の要領。 修飾は後置。miik(apple) har(red)の要領。 品詞は名詞、動詞、形副詞、純詞、格詞、接続詞、感動詞の7種。 関係詞は存在せず、接続詞で表現する。 各品詞の意味と用法は公式サイトを参照のこと。 代詞 代詞とは、代名詞、指示詞、指示形容詞を兼ねる品詞であり、疑問・全体・部分・特定・任意・選択・零・指示が存在する。人称代名詞に相当する人称代詞は、指示代詞に分類される。指示用法に用いるときは、後置修飾が原則のアルカでも例外的に前置修飾が行われる。 指示代詞 アルカの正式な用語では、指示代詞には人称代詞が含まれるが、ここでは人称以外の指示代詞の説明をする。 指示は、近称tu(これ)と遠称le(この)の二種類ある。日本語の「それ」や英語の it は近称tuに含まれる。複数、所有格、所有格複数に屈折形がある。また、清楚な女性が話すユンク位相(yunk)と明るく可愛い女の子の位相であるミリア位相(milia)、総称して大人しい女性が用いる位相であるレンテ位相(rente)では特別な屈折形を使用する。 指示代詞は、指示代詞は「これ」「あれ」のような事物を表す代名詞だけではなく、「この」「あの」のような指示形容詞としても機能する。この場合、後置修飾が原則であるアルカでも例外的に、前置修飾を行う。 tu elen (この机) le elen (あの机) tuus elen(これらの机) lees elen(あれらの机) 指示代詞の所有格は、修飾する語彙とは別の単語の代用として用いられる。つまり、e tu ra(この家の)を短縮して、tuul(これの)と言い換えるような時に用いる。 elen xa ra.(机が家にある) elen tuul et kai (これの机は大きい) = elen e tu ra et kai (この家の机は大きい。) 指示代詞 数・格\遠近 近称 遠称 単数 基本形 tu これ/この le あれ/あの 所有格 tuul これの leet あれの 中立位相の複数 基本形 tuus これら lees あれら 所有格 tuules これらの leetes あれらの レンテ位相の複数 基本形 tutu これら lele あれら 所有格 tutul これらの leent あれらの 人称代詞 アルカの人称代名詞を意味する人称代詞は、性別、性格、社会階層、出身地方、敬意の有無によって10種類以上の体系が用意されているが、ここでは中立位相(seet)について述べる。 アルカの一般的な用語でいう人称代名詞に相当する人称代詞は、所有格、複数、所有格複数に屈折語形が存在する。所有格以外の格は、語順や基本形に格詞(前置詞)を付加することによって表される。 人称は、一人称an、二人称ti、三人称近称luと三人称遠称la、四人称elがある。四人称は、フランス語のon、エスペラントのoniに相当するもので、「一般・不特定の人、人々、誰か」を意味し、el xen er(人は水を飲むものだ)のように、一般論や格言を述べる際の主語に用いる。四人称には単数と複数の区別はない。 中立位相(seet) 数・格\人称 一人称 二人称 三人称近称 三人称遠称 四人称 単数 基本形 an 私 ti あなた luこの人 la あの人 el 人 所有格 ant 私の tiil あなたの luut この人の laat あの人の eles 人の 複数 基本形 ans 私たち tiis あなたたち luus この人たち laas あの人たち el 人々 所有格 antes 私たちの tiiles あなたたちの luutes この人たちの laates あの人たちの eles 人々の 『紫苑の書』、『夢織』で頻出する明るく可愛い女の子が用いる人称であるミリア位相(milia)についても併記する。 ミリア位相(milia) 数・格\人称 一人称 二人称 三人称近称 三人称遠称 四人称 単数 基本形 non 私 tyu あなた luこの人 la あの人 el 人 所有格 noan 私の tuan あなたの luut この人の laat あの人の eles 人の 複数 基本形 lena 私たち lilis あなたたち luan この人たち lain あの人たち el 人々 所有格 lenan 私たちの lilin あなたたちの luant この人たちの laint あの人たちの eles 人々の その他代詞 そのほかの代詞に、疑問・全体・部分・特定・任意・選択・零があり、所有格と不定、有生、無生の3つ名詞クラスによって屈折語形が存在する。使用実態からみると、名詞クラスの屈折は、疑問と譲歩を除いて、有生、無生クラスを用いることは稀であり、不定クラスを用いる場合が多い。 分かりにくい特定、任意、譲歩の区別を述べると、特定とは、特定の誰かのことを示し、日本語では「とある人」「ある物」のように言う物を示す。任意とは、「誰かしら」、「何かしら」に相当するもので、特定されていないものを示す。譲歩とは、「誰であろうと」「何であろうと」に当たるものである。 例えば、果物の集合があって、fit xe vank (ある果物をくれ)と言った場合は、リンゴなどの特定の何かをくれと言っているわけで、別の果物を渡したら不正解になる。fit fi vank (何かしらの果物をくれ)と言った場合は、リンゴでもバナナでもオレンジでも、どれかの果物を持っていけば正解である。fit total vank(何でもいいから果物をくれ)と言った場合は、集合の外にある果物であろうと、腐っていようと構わないようなニュアンスを含む。 代詞 意味・格\名詞クラス 不定 有生 無生 疑問 基本形 - ne 誰 to 何 所有格 - neet 誰の toot 何の 譲歩 基本形 - netal 誰かしら total 何かしら 所有格 - netalet 誰かしらの totalet 何かしらの 全体 基本形 il すべて illan 全員 iltul 全部 所有格 ilet すべての illant 全員の iltulet 全部の 部分 基本形 vei 一部 veilan 一部の人 veitul 一部のもの 所有格 vitte 一部の veilant 一部の人の veitulet 一部のものの 特定 基本形 xe ある xelan 誰か xetul 何か 所有格 xeet ある人の、あるものの xelant 誰かの xetulet 何かの 任意 基本形 fi 何か filan 任意の誰か fitul 任意の何か 所有格 fiit 誰かしらの、何かしらの filant 任意の誰かの fitulet 任意の何かの 選択 基本形 wel どれ wellan どの人 weltul どのもの 所有格 welet どれの wellant どの人の weltulet どのものの 零 基本形 yuu 何もないもの yuulan 誰もないもの xetul 何もないもの 所有格 yuute 何でもない人の、何もないものの yuulant 誰もないものの yuutulet 何もないものの 格詞 格詞(かくし)は、名詞と動詞の関係を表す。格詞の後ろには語句も節も取れる。 英語でいう前置詞に当たるが、格詞がすべて前置詞と同じというわけではない。 主格(sol)と対格(yul)の格詞は基本的に省略されるが、倒置や強調があると省略されない。 よく使う格詞 sol:主格 動作主格や経験者などを表す。通常は省略されるが、倒置や強調の際には復活する。 yul lu sol an siina(彼のことが私は好きだ) yul:対格 主に対象を表す。通常は省略されるが、倒置や強調の際には復活する。 用例は同上。 a(l):与格、終点格: 母音で始まる語の前に付くと、alになる。 1 物や行為を受け取る者を表す。 an fitat lei a la(彼に本をあげた) 2 移動の着点を表す。 an lukat al ate(店まで歩いた) 3 時間の終点を表わす。 an axtat lei a durne(私は夜まで本を書いた) i(t):奪格、起点格 :母音で始まる語の前に付くと、itになる。 a の反対。「~から」。 an taf lei i kib(棚から本を取る) an lunas it arbazard(私はアルバザードから来ました) ol:場合格:~の場合に 「もし」に当たる格詞。接続詞ではない。 an ke sil ol la ke van(彼が行くなら私も行こう) hot(唯一)を付けることによって「~のときに限り~する」という意味を表す。 an ke sil ol hot la ke van(彼が行くときだけ私も行こう=彼が行かないなら私も行かない) ka:場所格 場所を表す。言語学的にはふつう処格と呼ばれるもの。 la miksator ka ra(彼は家で歌っていた) im:時格 時点を表す。英語のwhenやatなどに当たるが、whenと訳すときでも接続詞にならない。 la inator teik im an ke(私が行ったとき、彼はテレビを見ていた) kon:具格/ vit:不具格 行為に伴う道具を表す/道具を使わなかったことを表す。 kilat kon{vit} diol(のこぎりで切った/のこぎりを使わないで切った) ok:随伴格/xed:不随伴格 行為を行う主体的な仲間を表す/仲間がいないことを表す。 ket ok{xed} la(彼と一緒に行った/彼と一緒でなく行った) 格詞の順序 明確な順序はないが、例えば下の例文なら次の並びが一番自然である。 なお、格詞が取るのが語でなく節になって長くなるほど、その格詞は後回しにされる傾向にある。 下の場合、im格がim toxelだったら、ほかの格より前に来ていた可能性が十分考えられる。 sol(主格:通常省略) an inat(動詞)yul(対格:通常省略)jan hal(上格) waka kon(具格)flan ok(随伴格)hacn im(時格)xelt ik nok (私は月が出たとき、丘の上で、友達と一緒に、望遠鏡で、空を見た) 動詞 数や人称による変化はない。接尾辞や副詞によって時制、相、法、態などを表現する。 否定 副詞enを前置して動詞の否定を表す。 la ket felka 彼は学校へ行った。 la en ket felka. 彼は学校へ行かなかった。 et(~である)とde(~でない)、til(持つ)とsi(持たない)、xa(ある、いる)とmi(ない、いない)、lax(望む)とris(望まない)、sen(~できる)とvil(~できない)のように、特別に否定形をもつ動詞も存在する。 時制 経験過去、過去、現在、未来、通時、無時制の6種類存在する。しかし使用実態からすると、使用頻度が高いのは過去、通時、未来の三種類のみである。 無時制は、時制を意識しないで発言する時の用法で、通常は現在や通時を表す。実例では現在形はこれが使われることがほとんどである。 経験過去は、la til kaz ses(彼はペンを持っていた)のように、自分が見て観測した過去の事例を表し、現在彼がペンを持っているか否かは不明である。一方、過去は、単純な過去も表すが、la tilat laal(彼は母を持っていた)のように、過去にはそうであったが、現在はそうでないというニュアンスを含むことがある。 通時は、faal et hol(太陽が自転する)のように過去、現在、未来を通して行われる動作を表す。これもほとんどの場合、無時制形で表現される。 時制 接尾辞/副詞 開音節動詞 閉音節動詞 無時制 - ke 行く til 持つ 経験過去 ses ke ses 行っていた til ses 持っていた 過去 -at ket 行った tilat 持った 現代 (tur) ke (tur) (今)行く til (tur) (今)持つ 未来 sil ke sil 行くだろう til sil 持つだろう 通時 (lut) ke (lut) (常に)行く til (lut) (常に)持つ 相 相は、行為無相と状態無相の2種類、単行為動詞の場合、将然、開始、経過、完了、継続、終了、影響の7種類、反復動作動詞の場合、再開、反復、中断の3種類の相がある。この12種類のアスペクトのうち、経過-or、完了-ik、継続-es、反復-andの4種類以外の使用例は稀であり、そのほかに将然satと開始kitが時々使われる程度である。 行為無相は、この動詞が動作動詞であることを表す。 fai(faim) (燃やす着火~点火) 状態無相は、この動詞が状態動詞であることを表す。 fai xa (燃えている、点火~消火) 将然相は、「まさに~しようとしている」と言う意味で、動作の準備を行っている。fai sat (燃やそうとしている) 開始相は、「~し始める」で、動作の開始を表す。fai kit(燃やし始める) 経過相は、「~している」で、動作の経過、状態の準備を表す。fair (燃やしている、着火中) 完了相は、「~した」で、動作の終了、状態の開始を表す。faik (燃えた 点火した) 継続相は、「~してある」で、状態の継続を表す。fais (燃えている 点火中) 終了相は、「~でありおわった」で、状態の終了を表す。fai took (燃え終わる 消火) 影響相は、「~であった」で、状態の影響が残っていることを示す。 fai ilt (燃えやしてあった、火の形跡がある。) 再開相は、「~するのを再開する」で、反復動作の再開を表す。baog mak (殴るのを再開する) 反復相は、「~し続ける」で動作を何度も行っている様子を表す。baogand (殴り続ける) 中断相は、「~するのを中断する」で、反復動作の中断を表す。baog daim(殴るのを中断する) 行為動詞と状態動詞の区別用アスペクト 接尾辞/副詞 開音節動詞 閉音節動詞 行為無相 (-em) luna (lunam) 来る lad (ladem) 作る 状態無相 xa luna xa 来ている lad xa できている 単動作アスペクト 接尾辞/副詞 開音節動詞 閉音節動詞 将前相 sat luna sat 来ようとしている lad 作ろうとしている 開始相 kit luna kit 来始める lad kit 作り始める 経過相 -or lunar 来ている lador 作っている 完了相 -ik lunak 来た ladik 作った 継続相 -es lunas 来てある lades 作ってある 終了相 took luna took 来ていたのが終わった(去った) lad took 作ってあったのが終わった(壊れた) 影響相 ilt luna ilt 来ていた形跡がある。 lad ilt 作っていた残骸がある。 反復アスペクト 接尾辞/副詞 開音節動詞 閉音節動詞 再開 mak tau mak 買うのを再開する vad mak 叩くのを再開する 反復相 -and taund 買い続ける vadand 叩き続ける 中断相 daim tau daim 買うのを中断する vad daim 叩くのを中断する。 法 法は、動詞の後に法副詞を置いて表現する。提案のdasとdia、希望のlaxとlan、反希望のrisとrin、意思のvanとfanのように男性位相と女性位相で異なった語彙を用いる例がある。 法 法副詞 例文 勧誘 xiit ~しましょう in xiit 見ましょう 許可 flen ~してもよい in flen 見てもよい 不許可 xin ~してはいけない in xin 見てはいけない 提案 das an in das? 私が見ましょうか? ans in das 見ましょうよ ti in das? 見たらどうですか? dia non in dia? 私が見ましょうか? lena in dia 見ましょうよ tyu in dia? 見たらどうですか? 希望 lax ~したい in lax 見たい lan ~したい in lan 見たい 反希望 ris ~したくない in ris 見たくない rin ~したくない in rin 見たくない 義務 fal すべき in fal 見るべき 責任 xaf ~しなければならない。 in xaf 見なければならない 当然 hao ~するのが当然だ in hao 見るのが当然だ 必要 xir ~する必要がある。 in xir 見る必要がある。 必要性大 ax ~したほうがよい。 in ax 見た方がよい 必要性小 fonl ~しない方がよい in fonl 見ない方がよい 不必要 bas ~しなくてよい in bas 見なくてよい 可能 sen ~できる in sen 見られる 不可能 vil ~できない in vil 見られない 意思 van ~しよう in van 見よう fan ~しよう in fan 見よう 経験 siia ~したことがある in siia 見たことがある 命令と禁止 命令と禁止は、文頭に法副詞を置いて表現する。通常、re ke(行け)のように主語は入らないが、入る場合は、re ti ke(お前が行け)のように、命令や禁止の法副詞が主語に先だって配置される事例が多く、使役のsols(~させる)でsols la ke(彼に行かせる)と表現する時と同様の語順になると言うことが分かる。 また、ke lopn!(駅へ行け!)のように、主語も法副詞も省略して、表現することも多い。 常体は命令と禁止命令、敬体は依頼と禁止依頼に分かれる。 命令と禁止 命令 禁止 法副詞 例文 法副詞 例文 常体標準 re ~しろ re ke 行け den ~するな den ke 行くな 常体丁寧 ren ~して ren ke 行って te ~しないで te ke 行かないで 敬体標準 mir ~してください mir ke 行ってください fon ~しないでください fon ke 行かないでください 敬体丁寧 sant ~してください sant kor いらしてください leu ~しないでください leu kor いらっしゃらないでください myun ~してください myun kor いらしてください 受動態 受動態は、能動態の文の主格と対格の語彙を入れ替え、動詞に副詞yuを後置して表す。 an siina ti. 私はあなたを好む。 ti siina yu an. あなたは私に好まれる。 使役態 使役態は、「使役者 使役動詞 被使役者 動詞」の構文で作る。 使役動詞には、標準的なsols(させる)のほかに、強制のvars(強いる、強制する)、自由にさせるという意味のyuusがある。 また、使役者が非使役者のために何かをしてあげるというsersもある。 la solsat an tau tu. (彼が私にそれを買わせた。) la varsat an ke lopn. (彼が私に駅に行くことを強いた。) la yuusat an axo ka tier. (彼が私に海で自由に遊ばせた。) laal sersat noi sab lisen. (母が息子に靴下を履かせた。) 繋辞 繋辞はetをあらわす。 an et felan. (私は学生です。) 時制や相の情報が加わる場合は、繋辞etの部分が省略され、接尾辞や副詞だけが残る。 an at felan. (私は学生でした。) an sil felan. (私は学生になるでしょう。) an or felan. (私は学生になりつつある) 繋辞の否定はen etではなく、deという特別な語形を用いる。女性言葉ではteを用いる。 an de xaxan. (私は教師ではない。) non te xaxan. (私は教師ではありません。) 否定繋辞deは、時制・相を表す場合、通常の動詞と同様省略されることなく接尾辞や副詞が接続する。 an det xaxan. (私は教師ではなかった。) an de sil xaxan. (私は教師にならないだろう。) an der xaxan. (私は教師になりつつない。) 再帰動詞 アルカの動詞はすべて他動詞である。 そのため、mok(寝る)、skin(座る)、xtam(立つ)等の姿勢動詞、nax(笑わせる)、hau(あくびさせる)などの動詞は、対格にnos(自分)を取る再帰動詞として表現する。 an skin nos (直訳:私は自分を座らせる 意訳:私は座る) ただし、自分自身を対格にとることが明確な場合、nos(自分)が省略されることが多い。 an skin(私は座る。) 自動詞 アルカに他動詞しかなく、自動詞は存在しない。「落とす」は存在しても「落ちる」に当たる動詞は存在しない。「落ちる」のような語は、「繋辞et+動詞」で表現する。 an met hat.(私は皿を落とす。) hat et met.(皿が落ちる。) 「繋辞et+動詞」の自動詞用法で否定・時制・相等を表現する場合、繋辞etの部分が変化する。 hat de met.(皿が落ちない。) hat at met.(皿が落ちた。) hat det met.(皿が落ちなかった。) hat or met.(皿が落ちている。) 敬語 尊敬語、謙譲語、丁寧語の三種が存在する。 尊敬語 動詞の前にmistを付ける。 さらに動詞は丁寧形を用い、代詞は男性の場合、pikko位相、女性の場合、女性敬体を用いる。 ti ku tu al an (君がこれを私に言う。) sala mist rens tu a men. (あなたがこれを私に仰られる。) pikko位相 halka mist rens tu a meid. (あなたがこれを私に仰られる。) 女性敬体 謙譲語 mir yuus(~させてください)が文頭に付く。 さらに動詞は丁寧形を用い、代詞は男性の場合、pikko位相、女性の場合、女性敬体を用いる。 an ku tu. (私がこれを言う) mir yuus men rens tu. (直訳:僕にこれを申させてください。 意訳:僕がこれを申し上げます。) pikko位相 myun yuus meid rens tu. (直訳:私にこれを申させてください。 意訳:私がこれを申し上げます。) 女性敬体 丁寧語 名詞の前に丁寧の接頭辞an-をつける。文末に丁寧語文末純詞aata、女性の場合はaanoを付ける。 an fit veld a ti (私はあなたに酒を与える) mir yuus men fit anveld a sala aata. (僕はお酒を貴方様に差し上げます。) myun yuus meid fit anveld a halka aano. (私はお酒を貴方様に差し上げます。) 形容詞 形容詞は名詞の後ろにつく。 ket (猫) ket kai (大きな猫) ただし複合語の場合、前につく。この点はインドネシア語などと異なる。 vala (病院) kaivala (大病院) 副詞 副詞は一般副詞(leimfreyu)と純副詞(levafreyu)に分かれる。純副詞は法副詞(yunerfreyu)と遊離副詞(dalsfreyu)に分かれる。 一般副詞は「形容詞+el」でつくられる副詞である。母音で終わる形容詞の場合は「形容詞+l」になる。 vien (強い) vienel (強く) an badat elen vienel. (私は机を強く叩いた。) axma (論理的) axmal (論理的に) la klosat axmal (彼は論理的に主張した。) 純副詞とは副詞化接尾辞-elを付けなくても副詞になる副詞である。そのうち遊離副詞は、lut(常に)やaluut(必ず)などのような頻度・確率を表す語が多い。これらは-elを付けない場合、動詞の直前におかれることが多い。 an xen etek. (私は茶を飲む) an lut xen etek. (私はいつも茶を飲む。) an vast tas. (私は試験に受かる) an aluut vast tas. (私は必ず試験に受かる。) それ以外はme(再び)のように動詞部の後方に置かれることが多い。 la luna (彼が来る) la luna me (再び彼が来る) 法副詞は、動詞の後ろについて、可能・希望・提案などを示す。 詳しくは法を参照 語法 異言語を用いる者が使っても誤用が生じないように、語彙や慣用句の意味を詳細に定義し、辞書に語法や用例を多数収録している。エスペラントなどにはこのような配慮が少なく、話者ごとに異なるコロケーションを用いがちである。 例えば、日本語では「会議を開く」というが、英語では Hold a meeting (直訳:会議を抱える)という。そのため日本のエスペランティストはmalfermas konferencon、英語圏のエスペランティストはbrakumas konfereconと誤用することがありうる(正しくはkonferencas、会議を催す)。アルカの場合は語法や用例を調べることで「会議を開く」はar ataが正しいと分かる。 また一般的にアルカの単語は語義が狭く、例えばdan(深い)には「熟考した、濃密な、密集した、奥深い、彩度が高い、程度が甚だしい」のような意味はなく、「深い鍋」「深い谷」のように物理的な深さのみを示す。語義が広いと異言語話者が用いたとき誤用が生じやすいためである。 方言 アルカが使われる世界カルディアにはアルカの方言が存在する。標準語として使われるのは、アルバザードという大国の首都アルナで用いられているアルバザード北方方言である。同じアルバザード国内であっても、北部、南部、アルシア地方、カレンシア半島の各々で異なる。 外国語 異世界カルディアには様々な言語が存在し、アルカはその中のひとつでしかない。冠詞や曲用が存在するルティア語、SOV型で開音節の割合が高い凪霧といった、アルカと異なるシステムを持つ言語がある。 よく用いる挨拶表現 soonoyun おはよう、こんにちは、こんばんは等 sentant (自分が依頼していないものにたいして)ありがとうございます seeretis (自分が依頼したものにたいして)ありがとうございます、ごくろうさまです vantant ごめんなさい、すいません(謝罪) pentant ごめんなさい、残念です(自分が悪くない時同情で使う) xante? すみません(呼びかけ) passo, ilpasso 大丈夫 脚注 Template 脚注ヘルプ 参考資料 seren arbazard『紫苑の書』 (2011年、ブイツーソリューション、ISBN 978-4-902218-70-1) seren arbazard『人工言語学・アルカ』 (2011年、ブイツーソリューション、ISBN 978-4-902218-77-0) 外部リンク 人工言語アルカ公式サイト 幻日辞典 Template DEFAULTSORT あるか
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最上位標目 アルカ文法史 同位標目 初代アルカ / 先代アルカ / 古アルカ / 制アルカ / 新生アルカ 初代アルカ(lamarka)とは、初代ソーンの作った花言葉を拡張した暗号としての人工言語である。機能語は独自のもので、内容語は全て名詞でできている。抽象的な概念は抽象的な名詞から派生させている。文法は単純。全体として使いづらく文が長い。暗号としては使えるだろうが、人工言語としては満足に機能しないと目される。 この初代アルカという名称は、後世に作られたものであり、「アルカ」という名称が決まったのは1991年の古アルカが最初である。 初代アルカは、ソーンの使徒または準使徒、エストが執筆した初代アルシェと初代ソーンの抗争を描いた小説『カコ』に収録されている。この作品の正確な作成年代が不明であるため、初代アルカが誕生した年代も不明である。だが、恐らく1980年6月4日に作られた先代アルカよりも古いものと推測される。 語彙 制アルカや新生アルカにおいて、数語の借用語が存在するのみである。 kist (芝生) semaim (紫陽花) hacma(使徒) ip(桃)。ipk(尻)に派生 ov(雨、動く)。後期制アルカではovn(動く)、中期制アルカや新生アルカではov(動く)。 文字 『アルカ』p43l33に「リーザが『使徒用言語案』を表す文字に表意文字を選択していた。その案の中には既に文字がいくつか作られていて、それらの文字は後に先代アルカや初代アルカと呼ばれることになるものである。」あり、恐らく表意文字が用いられたものと推測される。 参考文献 セレン=アルバザード"『アルカ』" アルカの部屋 アルカ 14|fav|zan ※初代アルカ(1980)~2003/10/15当時の中期制アルカまでの歴史 最上位標目 アルカ文法史 同位標目 初代アルカ / 先代アルカ / 古アルカ / 制アルカ / 新生アルカ
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最上位標目 アルカ文法史 同位標目 初代アルカ / 先代アルカ / 古アルカ / 制アルカ /新生アルカ 新生アルカ(samarka)は、2008年1月19日(19 ovi enna)より作成された人工言語である。制アルカのn対語や時相詞が廃され、音声言語としての利便性や認知性の高さを重視した言語であり、制アルカよりも自然言語的である。 2008年3月27日現在も改定が進行しており、非常に流動的な状況が続いている。新生アルカの現在の公式ページはセレン=アルバザードの@wiki形式ページ人工言語アルカであり、そこに最新の文法が記されている。 ○誕生の経緯 2008年1月18日(19 ovi eketone)、当時のアルシェのルシーラリディアがソーンのルシーラクミールと会談したところ、クミールがソーン内では当時アルシェで使われていた晩期制アルカとは別の方向に進化したアルカが使われていることが発覚した。ソーンという団体はアルシェと違い、メンバーが同じ家に下宿していること、使徒エンナが難聴であることなどから、音声言語としての認知性が重視されたためである。 その後の両団体の協議により、2008年1月19日制アルカの使用を停止、アルシェの前ルシーラであるセレンに新しいアルカの作成を依頼することが決定した。 ○参考資料 人工言語アルカ(公式ページ) http //www8.atwiki.jp/arbazard/ 人工言語事典 - 新生アルカ http //www42.atwiki.jp/seren_arbazard/pages/142.html (転写版) http //kakisdespa.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_00ce.html セレン=アルバザード "kaitai.pdf" 人工言語アルカ 08/01/20 セレン=アルバザード "kaitai2.pdf" 人工言語アルカ 08/01/20 セレン=アルバザード "kaitai3.pdf" 人工言語アルカ 08/01/20 セレン=アルバザード "meltable.pdf" 人工言語アルカ 08/01/20 セレン=アルバザード "gailon.pdf" 人工言語アルカ 08/01/26初出。08/01/27動名詞-ast、主格動形容詞語尾-als、対格動形容詞語尾-ontを追加。 ※新生アルカ概論 人工言語アルカ part2 http //yy59.60.kg/test/read.cgi/conlang/1195321574/ その他の資料は新生アルカ資料集を参照。 最上位標目 アルカ文法史 同位標目 初代アルカ / 先代アルカ / 古アルカ / 制アルカ /新生アルカ
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最上位標目 アルカ文法史 上位標目 古アルカ 同位標目 前期アルカ / 中期アルカ / 後期アルカ / 新生古アルカ / 神聖古アルカ 下位標目 前第一改定アルカ / 神無アルカ / 後第一改定アルカ 前期アルカは、1991年7月19日~1994年末頃に使われた古アルカである。この段階では、様々な自然言語の語彙を使った混成言語としての性質が色濃い。内訳は最も原始的性質を持つ前第一改定アルカ(1991年7月19日~1993年末頃)とセレンによる改定案神無アルカ(1993年9月6日~10月3日ごろ)、第一改定を経て文法が整備された後第一改定アルカ(1993年末ごろ~1994年末頃)がある。 音声 各々の使徒の母語の音声が取り入れられ、確立していない。音声は大量にあったが、音素として認められているものは少ない。日本語・フィンランド語・英語の音韻体系を参照して当時の音韻体系を推測すると、おそらく/s/, /t/, /k/, /n/, /m/, /r/, /h/, /d/, /g/, /a/, /i/, /o/, /e/, /u/の9子音5母音の音素体系であったと推測される。 文字 一時的なものが多く、通して使われたものも、変種が多かった。直線と曲線の弁別性や線の本数で意味が変わるということはまだない。幻字の読みも不安定である。後第一改定アルカからは直線と曲線の弁別性の確立と語形の固定が行なわれた。直線と曲線の組み合わせからなる図形としての幻字の進化はこの前期アルカの段階で完了した。 語彙 多言語参照アポステリオリ言語。フィンランド語(方言)・日本語・英語・先代アルカ・初代アルカなど。独自語彙はほとんどない。前第一改定アルカでは日本語とフィンランド語が優勢だったが、後第一改定アルカでは機能語の流入の際、英語をメタ言語として使ったため、英語が優勢になった。 文法 統語 前第一改定アルカでは、幼児的二語文である。主語と述語を単に並べただけのSP構造を持つ。繋辞は存在せず、形容詞は述語として使用できた。語彙の修飾の概念はなく、「私は小さい女だ」は[del min](私は女だ)と[del li z](私は小さい)に分解した。 後第一改定アルカ以降はSOV語順である。動詞は時制が付くため分かりやすいが、格を表す語がなかったため、長文になるとSとOの境界が分かりにくかったようだ。また繋辞の登場により「S+de+C」語順が確立した。[del de min](私は女だ)と[del de li z](私は小さい)が合成し[del de min de li z](私は小さい女だ)のような表現が使われるようになり、[de li z]のように「繋辞+語句」で形容詞や副詞を表す方法が出来た。前期アルカの終わりごろには[li z de]のように「語句+繋辞」を被修飾語の前におくことで形容詞や副詞を表すという逆転現象が起こった。これはリーザがSOV語順に適合させるために行なったことである。 また、当時は格標識語彙がなかったため、倒置はほとんど行なわれず、同格や挿入なども避けられ、SOV語順は余計な修飾なしにこのままの形で使われることが多かった。 例文 [del jan de matalo] (私 否定 繋辞 死) 私は死んでいない。 文献 リーザによる原始的幻字が記された手帳と1991年9月9日作成開始の幻字が記されたノートのみ。語の音や意味、或いは統語について記述がなされていたらしい。 ただし、1998年5月30日に分離独立したソーンとの抗争が原因で共に1998年11月ごろまでに焼却処分された。 そのほかは各々の記憶に頼る以外ないようだ。 神無アルカのプロトタイプとしてセレン(当時12歳)が記した手帳の記録が現存している。だが、これそのものはアルカに無関係で、意味がない。また、セレンのノートの端々に当時のアルカが記載されていたが、これは紛失してしまっている blankimgプラグインエラー:ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 文化面 各々の文化が尊重された。 使徒規則には宗教の禁止が定められていたらしい。 後にアルテ信仰やアルティス教で奉られる神々の原形となったリディアによる強力な力を持つ空想人物群はリーザにもセレンにも注目されなかった。それらのキャラクターは一時的に作られては忘却され不安定だった。前期に忘却されなかったアルテの数はエルト・サール・アルテ・ハーディスなどそう多くない。彼らを表す幻字は存在せず、リディアが描いた絵として記録された。ゆえに2人のアルテを同一人物としたり、1人のアルテを複数の人物と誤解することが多かったようだ。 参考文献 セレン=アルバザード"『アルカ』" アルカの部屋 アルカ 14|fav|zan ※初代アルカ(1980)~2003/10/15当時の中期制アルカまでの歴史 最上位標目 アルカ文法史 上位標目 古アルカ 同位標目 前期アルカ / 中期アルカ / 後期アルカ / 新生古アルカ / 神聖古アルカ 下位標目 前第一改定アルカ / 神無アルカ / 後第一改定アルカ
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最上位標目 アルカ文法史 上位標目 古アルカ 同位標目 前期アルカ / 中期アルカ / 後期アルカ / 新生古アルカ / 神聖古アルカ 下位標目 前ソーン・アルカ / 後ソーン・アルカ / アルカ・エ・ソーン / メル・アルカ 後期アルカは1998年2月26日~2001年7月19日に使用された古アルカである。内訳は1998年2月26日~1998年5月30日に使われた前ソーン・アルカ、1998年5月30日~2000年5月9日に使われた後ソーン・アルカ、2000年6月5日~2001年7月19日に使用されたメル・アルカがある。また、ソーンの分裂期間中、同団体によって、1998年5月30日~2000年6月5日アルカ・エ・ソーンが使われた。 後期アルカの時代は、1998年5月30日のアルシェ・ソーン両団体の分裂によって、各々が別方向にアルカを進化させた混乱の時代である。2000年6月5日には、再統合されたときには互いに言葉が通じないほどかけ離れたものになっていたため、折衷言語メル・アルカが作られた。このメル・アルカは母音・子音が減少したため、この期間の1カテゴリーとできるかどうかは疑問の余地がある。この折衷言語メル・アルカの失敗によって、制アルカの作成が決定し、アシェットの公用語としての古アルカはその役目を終えた。 音声 メル8~9年(1997~1998年)にファーヴァが加わり、無声唇入破音が増えた以外、子音は増加せず。39子音内、異音扱い10の体系である。 母音は[i][e][E][{](非円唇前舌狭めの広母音)[a][O](円唇後舌半広母音)[o][M](非円唇後舌狭母音)[u]9母音体系となった。 メル・アルカになると使徒倍増により/a/, /i/, /o/, /e/, /u/の5母音体系になった。リディアの『制アルカオトマトペ』によると声門破裂音、唇歯鼻音、軟口蓋鼻音、硬蓋鼻音、口蓋垂鼻音、口蓋垂震音、硬口蓋側面接近音の7子音が減少し、32子音体系になったようだ。しかし、メルの主張によると無声唇入破音などは/p/の異音と考えて、子音はもっと少なく/p/, /b/, /t/, /d/, /k/, /g/, /m/, /n/, /r/, /歯茎はじき音/, /f/, /v/, /無声歯舌摩擦音/, /有声歯舌摩擦音/, /s/, /z/, /無声後部歯茎摩擦音/, /有声後部歯茎摩擦音/, /h/, /歯茎接近音/, /j/, /l/の22子音ということになっている。 文字 幻字の記述方法が再び固定された。 1998年には、幻字が増加しすぎて収集が付かなくなった。。エリア(水)とエーホ(氷)のように形が完全に同じなのに直線か曲線かで意味が異なるとか、線が一本足りないと別の字になるとか、画数が多く複雑で覚えられないとか、図形が複雑すぎて覚えられないなど、多くの問題点が浮上した 語彙 ほとんどがアルカ独自のものであり、アプリオリ言語に近い。このころになると、古アルカの複合語は語形が長くて使いづらいという実用上の問題も浮上した。後期になって古アルカには小説や学術論文の訳に伴い、更に語が増えたが、その殆どは複合語であり、音形は長く使いづらかった。 文法 統語 SVO語順、形容詞前置、後置詞使用。 関係詞romが口語上でも発音されるようになる。文語上では主格関係詞や対格関係詞などが別々の文字で区別された。 関係節 前ソーン・アルカのころに修飾法が確立し、複雑な関係節の作り方も発達した。 関係詞romが口語上でも発音されるようになる。文語上では主格関係詞や対格関係詞など区別され、別々の文字が使われていたが、口語上ではどれもromと発音した。 後ソーン・アルカになると主格や対格以外にも様々な格を取れるようになった。 動詞 エクスプローダー 中期アルカの頃は、エクスプローダーは最大100種を超えたが、後期に入ってから減少し80種ほどになる。メル・アルカでは副詞に統合されて消滅した。 天秤詞 中期アルカのころできた一時的なものが消え、使われる種類が後期に入って確定されてきた。メルあるかで最終的に用いられた天秤詞はおよそ30種である。 例文 著作物 1998年1月11日よりセレンが表意幻字帳『赤アンクノット』を作成開始。カーデに使用する幻字がどんな形の字であるかしっかりと制定して欲しいという依頼がフルミネアからあった。収録語数は695語。中期アルカと後期アルカに関する小書きが記されていたとされるが、原本は破損して破棄され、現在復元された写本には記されていない。日本語文は50万字ほどの内容であり、古アルカの最大文献と目される。 『青アンクノット』は、セレンが1998年3月8日から作成を開始した文書である。主に中期アルカと後期アルカの形態論と統語論が記されている。 後ソーン・アルカのころ『高水準制定語彙』ができた。『高水準制定語彙』とは、後ソーン・アルカの時代にリディアとリュウが主幹となりアルシェで作られた作られた幻字辞典である。887個の新字と4756個の単語が収録されている。語彙の拡充と略語を正規の用法として認めさせること、当時分離していたソーンに情報が漏れたとき分かりにくくするためという目的で作成された。新規語彙を作ろうにも音形のバッティングが多いため、grなどの語頭重子音の単語も作られた。 『ミールの書』とは、セレン=アルバザードが2001年2月2日から4月10日にかけて日本語で記した論理学と論議学をテーマにしたアシェットの実名小説を、リディア・メル・リーザなどがメル・アルカに翻訳したものである。アルシェとソーンがアシェットに統合され、和平の象徴となる小説である。ちなみに翻訳された部分は一部であり、日本語版353~428頁の仮想世界パートはカットされたようだ。 文化 1998年1月8日にリーザ(当時28歳)がリディア(当時13歳)が幼少期より創作していた超自然的能力をもつキャラクター群アルテの信仰を公的に許可した。アルシェの団結力を強化するとリーザが考えたためである。これを受け、フルミネアは創作占いカーデの作成に取り掛かり、セレンに幻字の整備を依頼、1998年1月11日セレンが幻字帳『赤アンクノット』の作成を開始した。ただし、神名幻字は別紙でさきにフルミネアに提出したため、本体には載っていない。一般の幻字と同様に神名の幻字も固定化された。この前ソーン・アルカ時点で『幻想話集アティーリ』の内容はほとんど出来ていたようだ。 後ソーン・アルカの時代は、『高水準制定語彙』の作成にアルシェの全精力を注いだため、『幻想話集アティーリ』はほとんど発達しなかった。アルシェとソーンの対立関係が使徒の不安と緊張を高め、アルテに対する信仰心が高まった。この暗黒時代は後にアルティス教を生むのに重要な時期であった。 アルシェとソーンの統合後、リディア(当時15歳)はメル(当時11歳)の助けを借り、暗黒時代にソーンで作られた神々の資料を集めた。その上でアティーリを修正しようとしたが、和平の事後処理が山積していたため、その願いはかなわなかった。 この頃になるとほぼ全ての神の名前に幻字が付され、神々の物語の総量もかなりの量があったようだ。忙しかったということと、戦争の物語である『幻想話集アティーリ』は和平の時代にそぐわないということで好まれなかった。ゆえに小説『ミールの書』のほうが尊ばれた。 メル12年(2000年12月~)に入り、リーザ(当時31歳)がアシェットの共通の思想として『幻想話集アティーリ』を使用することを提案した。両団体の生活習慣や思想はこれから影響を受けている点が多かったからである。 ただ、当時の使徒たちにとっては、アルテやテームスは信仰対象であったものの、魅力を感じていたのはその神々の力のみであり、背景の物語ではなく、リディアが個人的に作り上げた物語をアシェットを上げて研究するのはいかがなものかと異論が多かった。しかし、リディアの『制アルカオトマトペ』の功績が評価されていた状況を利用して、セレンが多数決に持ち込み、過半数以上の賛同を得たため、制アルカ同様アシェットを上げたプロジェクトとして認可された。その条件としてカコの次にアシェットをテーマとした物語をつなげることが要求されたため、セレンが1995年8月9日より作っていた『小説版アンクノット』(アルディア)をアティーリ仕様にしたものがつなげられた。 参考文献 セレン=アルバザード"『アルカ』" アルカの部屋 アルカ 14|fav|zan ※初代アルカ(1980)~2003/10/15当時の中期制アルカまでの歴史 セレン=アルバザード "akaan.jpg" 人工言語アルカ板 人工言語アルカ総合 905 2009/05/29(金) 14 47 47 2009/05/29 5 45 GMT ※赤アンクノットの画像資料。1998年7月27日~1998年12月9日のものか。 セレン=アルバザード "vikhiranknot.jpg" アルカの部屋 青アンクノットより古アルカ抜粋 1998/12/09(水)のものと推測される セレン=アルバザード "sid1.jpg"(古アルカ) アルカの部屋 古アルカ日記 1999/09/25 16 47のものと推定される セレン=アルバザード "sid2.jpg"(古アルカ) アルカの部屋 古アルカ日記 1999/09/25 16 47のものと推定される セレン=アルバザード "IMG.jpg" 人工言語アルカ 神無アルカ 2008/10/01 0 20 GMT ※井上和子ほか『生成言語学入門』にある古アルカの小書き。2000年6月22日 最上位標目 アルカ文法史 上位標目 古アルカ 同位標目 前期アルカ / 中期アルカ / 後期アルカ / 新生古アルカ / 神聖古アルカ 下位標目 前ソーン・アルカ / 後ソーン・アルカ / アルカ・エ・ソーン / メル・アルカ
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最上位標目 アルカ文法史 上位標目 古アルカ 同位標目 前期アルカ / 中期アルカ / 後期アルカ / 新生古アルカ / 神聖古アルカ 下位標目 前クミール・アルカ / 後クミール・アルカ 中期アルカは、1994年末頃~1998年2月26日に使われた古アルカである。内訳は1994年末頃~1996年頃使われた前クミール・アルカと1996年頃~1998年2月26日に使われた後クミール・アルカである。第二改定により、語順はSOVからSVOに変化した。また、音象徴の誕生によりアルカ独自の語彙が作られるようになり、自然言語由来語彙が排斥されアプリオリ言語に近づいた。また後クミール・アルカのこと生まれたアルカ幻字辞典『制定語彙』によって、アルカの表現力が向上、自然言語に頼らず、日常生活レベルの会話が実現されるようになった。 このように中期制アルカは自然言語からの独立という意味で第二の誕生の時期だったといえる。 音声 次第に音韻が定着。新参の使徒が参入し、多くの音声が流入し、各々聞き取れた音声の数だけ音素があると考え、人の数だけ音韻体系があるというのが実体である。制定語彙に載っているIPAはリーザが聞き取れた音声を元にしているが、以下にそれを列挙する。 子音 X-SAMPAで表記 [p][b][t][d][k][g][/](声門破裂音?) [m][F](唇歯鼻音)[n][N](軟口蓋鼻音)[J](硬蓋鼻音)[N\](口蓋垂鼻音) [B\](両唇震音)[r][R\](口蓋垂震音) [4](歯茎はじき音) [p\](無声両唇摩擦音)[B](有声両唇摩擦音)[f][v][T](無声歯摩擦音)[D](有声歯摩擦音)[s][z][S ](無声後部歯茎摩擦音)[Z](有声後部歯茎摩擦音)[s`](無声そり舌摩擦音)[z`](有声そり舌摩擦音)[x][G](有声軟口蓋摩擦音)[X](無声口蓋垂摩擦音)[R](有声口蓋垂摩擦音)[h] [r\](歯茎接近音)[j] [l][L](硬口蓋側面接近音) ここに挙げられた子音は38 種で、これが『制定語彙』に記録された異なり子音の数である。ところがこの中の[F](唇歯鼻音)[N\](口蓋垂鼻音)[R\](口蓋垂震音)[p\](無声両唇摩擦音)[B](有声両唇摩擦音)[x][G](有声軟口蓋摩擦音)[X](無声口蓋垂摩擦音)[R](有声口蓋垂摩擦音)[L](硬口蓋側面接近音)は「この発音が正式であるが、通常は以下のように発音する」という意味の括弧書きがなされていたものである。たとえば[x]と書いてある後に([h])などと書いてあるのである。このことから、これら10 種の子音は半分異音のような扱いを受けていたといえる 母音 [i][y][I][e][2](円唇前舌半狭母音)[E][9](円唇前舌半広母音)[{](非円唇前舌狭めの広母音)[a][@](曖昧母音)[Q](円唇後舌広母音)[O](円唇後舌半広母音)[o][M](非円唇後舌狭母音)[u] 母音はこれら15 種であり、非円唇のものが多い。また、前舌母音のほうが奥舌母音よりも多く見られる。母音は子音と同様に減少の一途を辿るが、円唇母音が優先的に減少していった。 但し、母音も子音と同じく[y][I][2](円唇前舌半狭母音)[9](円唇前舌半広母音)[Q](円唇後舌広母音)[@](曖昧母音)の6 種に括弧書きがなされており、これらは半分異音のように扱われていた。また、母音は子音と違ってこれらは異音であるというように取れる記述がリーザによってなされていたため、これら6 種は異音と考えるほうが自然である。そこで古アルカは9 母音体系だったという考え方が一般的なのである。 文字 後クミール・アルカのころ『制定語彙』の誕生により新たな幻字が考案された。また、これまで数種の書き方が存在していた幻字の書き方が一種類に固定された。 このころになると幻字の発音がIPAで記されるようになった。 リディアは幻字が当てられていない神名を表すため、[arte](神)と[din](木の実)の文字を組み合わせて鈴蘭の神アーディンを表すというように万葉仮名のような使い方をしたようだ。 このころ、[hacma](使徒)の字が類似した「文字」を表す幻字と混同された。その文字が漢字の「幻」に類似していたため、セレンはこの文字を日本語で「幻字」と名付けた。またこの文字はメル8年、シェルトがメルとクミールによって作られ、メルを表す駒が[hacma]であったため、メルは公文書のサインに[hacma]を使うようになった。そのため[hacma]の意味は「使徒・文字・メル」と多義的になったのである。このような意味の多義化は幻字ではよくあったようだ。 語彙 音象徴が誕生し、急速に自然言語由来の語彙が排斥され、アルカ独自の語彙が増加した。形容詞などの語が増加し、SとOの部分が長くなったため、SVO語順への転換が促された。 『制定語彙』誕生によって、日常生活レベルの会話が実現できる程度の語彙量になった。 文法 統語 第二改定によりSVO語順、形容詞と副詞は前置後置併用、前置詞使用体系に変更した。動詞は時制が付くため分かりやすいが、主語を表す後置詞や目的語を表す後置詞がなかったため、形容詞が増加して長文になるとSとOの境界が分かりにくかったためである。 ソーン・制アルカ(?~2008/01/19)や最初期の新生アルカのように例外はあるが、以後、ほぼ全てのアルカにおいてSVO語順が定着する。 前クミール・アルカまでは修飾句は前置されたが、後クミール・アルカの『制定語彙』の登場によって長い修飾語句や修飾節が発達すると、それらは後置されるようになった。 また、同格・挿入・倒置の表現が登場した。 倒置は文語上では「O, S V」のようにツンクが挟まれ、口語上では休止が挟まれた。 動詞 エクスプローダー(助動詞)や時制が発達した。 エクスプローダー 動詞の後に「意思」や「可能」を意味する内容語をつけて「~できる」のような内容を表現したのがエクスプローダー(助動詞)はじまりである。以後エクスプローダーは急速に発達し、最大時で100種類以上あったという。 [en] 可能。~できる。 [lan] 希望。~したい。 [na]禁止。~するな。もともと前置されたが他のエクスプローダーの影響で後置されるようになった。 [jan]否定。後第一改定アルカと同様前置のまま。 符 リーザが先代アルカから時制やアスペクトを表す接尾辞を流入させた。これは「符」と呼ばれている。 後クミール・アルカのころになると、制定語彙の登場により文語の頻度が増え、大過去radoや完了doraの頻度が増えた。リーザは後クミール・アルカで更に客観未来のse、推量未来のne、警告のsuを流入した。 大過去 過去 現在 客観未来 意思未来 推量未来 rado d ra se s ne 継続相 完了相 tan dora 警告 su 命令 弱い命令 re m 命令は敬意を表す接頭語miと組み合わせて使うことがあった。 [keko re] 来い [keko m] 来て [mi keko re] 来てください [mi keko m] 来てちょうだい(小さい子供などに甘やかし口調で言うときぐらいしか使わない。) 前置詞 格標識として前置詞が生まれた。前置詞は内容語を文法化したものが多い。たとえば[kal]は「場所」という先代アルカだが、「私は学校で泣いた」という場合、当時はこれを「私は泣いた」と「場所は学校である」という2 文で表わしていた。即ち[del ena]と[kal de nalu ta]である。この2 文を繋げると[del ena kal de nalu ta]になるが、当時繋辞は頻繁に省略されていたため、これは抵抗なく[del ena kal nalu ta]になっていった。もともと前第一改定アルカでは繋辞は使われていなかったため、繋辞の省略は抵抗がなかったのである。こうして前置詞は発達していった。たとえば時間を表わす[ima]も同様の手続きで文法化していったのである 関係詞 文語上では無音の関係詞をおいて、その後に節を置いた。口語上ではまだ発音されなかった。 天秤詞 天秤詞とは、日本語の(笑)や(汗)や(驚)や(涙)に近い対人モダリティーを表す文末記号である。 文語による伝言が増えたため、冗談で言っているのか真剣に言っているのか話者の気持ちが伝わりにくいという問題があった。 そのため、リディアが前クミール・アルカで作られたテンペラやクーノステイラのかわりに「楽しい」や「笑う」や「怒り」を表す幻字を使うことを思いつき、それが普及した。「男」の文字をおいて「男っぽく喋る」の意味を出したり、「強い」の文字をおいて「語調が荒い」の意味を表したりした。 天秤詞は本来、「かっこわらい」のように発音することはないが、オヴィやクリスは発音すると思ったため、彼らの作った天秤詞は発音され、「男口調」のgaや「女口調」のnが生まれた。リディアは彼らをまねて「子供口調」のa nを作った。これらの天秤詞はあとから幻字が当てられた。 例文 著作物 『制定語彙』は古アルカの幻字辞典である。基本的な幻字が記されていて、古アルカの表現力向上に貢献した。また、古アルカの著作物の中では権威の高い文献であり、その制定語彙で使われた黒緑色が公文書を記す際の正式な色とされるようになったほどである。 メル6年(1995年)ごろから『幻想話集アティーリ』の原形が出来上がってきた。しかし、神名表意幻字が整備され、原形を保つようになったのは、『制定語彙』が出来た後のメル7~8年(1996~1997年)ごろである。この文献以後、神々の物語が徐々にアルカに現れたり記されたりするようになった。 文化 メル8年(1997年)ごろメルとクミールがチェスに似たゲームシェルトを作った。 メル6年(1995年)に、それまで散在していたリディアによる空想のキャラクターたちがまとめてアルテと呼ばれるようになった。そういった登場人物は強大な力を持っているとされていたため、速やかに神格化がなされた。 『制定語彙』の登場以後、独自の著作や文書が出来るなど、次第に独特の文化が形成されていった。使徒を表す幻字が制定された影響で、リディアによるアルテを表す幻字が作られ、合わせてIPAの読みもつけて記録されるようになった。作られては忘れられる不安定な状況でなくなったため、各々のキャラクターに詳細な設定が作られるようになった。制定語彙の中の神の数は136人。内、幻字が当てられたものは21人、既存の幻字の組み合わせで書かれたものは75人、音と説明だけ書かれたものが40人である。 神々の増加によって、それぞれの社会性や秩序が創造され、エルト(天神族)、サール(地神族)、テームス(悪魔)などのグループができ、神の間の王政秩序や上下関係も作られた。そして、神と悪魔の戦いを描いたヴァステやエルトとサールの戦いを描いたラヴァスなどの物語が生まれた。 さらにこれら神々の物語の後に『カコ』という物語をつなげようという考えが生まれ、幻想話集アティーリの原形が作られた。 多くの使徒は、アルテ信仰は馬鹿げている上に宗教禁止という使徒規則に反していると考えたが、1998年1月8日、リーザはアルテ信仰がアルシェの団結力を高めると考え公認した。 参考文献 セレン=アルバザード"『アルカ』" アルカの部屋 アルカ 14|fav|zan ※初代アルカ(1980)~2003/10/15当時の中期制アルカまでの歴史 最上位標目 アルカ文法史 上位標目 古アルカ 同位標目 前期アルカ / 中期アルカ / 後期アルカ / 新生古アルカ / 神聖古アルカ 下位標目 前クミール・アルカ / 後クミール・アルカ
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名前 アルカ 性別 女 年齢 21 キャラ説明 アラゾフで仕事をしている娼婦。 貴族や金持ちを相手にするような高級娼婦ではなく、毎晩街角で適当な男に声をかける。 あまり良いとは言えない仕事環境で体を壊さずに借金を返し続けている、幸運な一人。 仲間内からは「姐さん」と呼ばれる気風良く面倒見のいい女性だが、 返しきれぬ借金と見えぬ未来に一人溜息をつくこともあった。 そんな世界から救ってくれると約束してくれたワイルダーは、彼女の希望の灯りとなっている。 ワイルダーの恋人(第1話犠牲者)、こんな感じでいいでしょうか? -- GM@風矢 (2011-11-28 22 53 07) イメージ通りです。 -- kiddy@ワイルダー (2011-11-28 23 19 32) 了解。じゃあこれでGOです -- GM@風矢 (2011-11-29 01 18 23) 名前 コメント
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アルカ・静波・クラウシュヴィッツ 17歳 女 B84 W61 H79 肉体1、運動3、知力4、魔力5+1 出自:妖精族 身体特徴:眉目秀麗 性格:気が強くて負けず嫌い ステータス HP26 MP11 《所持魔法》 マインドシーカー*1 - オーラブレイド 5 ハローショット 2 シールド 3 ファイアエンチャント 4 マジックセンス - 《装備》 Bロッド 10 (シルヴェル・クロイツ) 炎のマント 10 ウィッチローブ 20 王家の装束 5 絶対領域 5 白の護符 20 魔力の泉*3 25 祝福の聖水 5 【Cアクト】 C S(組み換え予定) 《はじめてのキス》 1 2 AP/HPダメージ 《乳辱》 1 1 胸AP/HPダメージ 《後ろの処女》 2 2 HPダメージ 《秘密の花園》 2 1 《プライドの崩壊》 2 2 《強制絶頂》 3 2 《突き刺さる視線》 1 1 《つい見てしまう》 1 1 リュナが自慰したら見ます。 《淫らなる緊縛》 3 1 拘束状態 《守るべきもの》 1 1 《Cアビリティ》 《設定》 トップギルド、「Ariel」の中でも有数の上級プレイヤー… が、β版からの移行の際、“誤って”Deleteボタンを押してしまい、キャラクターデータをデリートしてしまう。 肝心なところでツメを誤りうっかりミスをぶちまかす愛すべきエース。 リアルは有華・静波・クラウシュヴィッツ。実父は亡くなっているが、母親は健在。義父は死んでしまえ。 父親がドイツ人ハーフであった都合、ドイツ系クォーターになる。母親の再婚相手をとみに疎ましく思い、 心身の成熟に伴い(心はまだ幼いとも言うが)逃げるように日本への留学を希望。その先にてSSOプレイ中に昏倒となる。 日本では目立たないようにベレータイプの帽子に眼鏡、地味な色合いの衣装を好んで身につける。 元来、気は強いものの他者とは少し異なるという見目もあり、人目に付くことを嫌う。 見世物とか、そういうものは大嫌い、死んでしまえ。 PC作成前、悪友(笑)のりゅかにおめかし(笑)をさせられ、そのままトレースさせられたために、 リアルとはうって変わった洒落っ気のあるPCになる。 黒に栗色の混じったウェーブがかったツインテールに全身を包んだ赤い衣装。目立ちまくりである。 この赤い衣装も一緒にゲームを始め…今はいない相方とのペア着でもあり、その思いを引きずっていることが伺える。 今では…同時に、意志を受け継いだ、という覚悟の証でもあり誇りでもある。
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アルカ帝国 別紙 アルカ帝国軍服資料 立地 海と見紛う程の広大な湖を国内に持つ内陸国。 湖には長い首を持つ巨大生物が棲みついており、近くの小屋には槍を持った老人が住んでいるとのもっぱらの噂だが、その姿を実際に見たものは未だいないと言う。 国内には其々発展した街が点在しており、その街の何処かには必ず教会若しくは礼拝堂などがあり、国内ならば大体何処に居ても定刻には鐘の音が聞こえてくる。 街を外れると多くは牧草地帯が広がり、市街地とは一味違ったのんびりほのぼのとした風景が広がっている。 気候や環境 四季はあるものの、年間を通して寒暖の差が少ない、穏やかな気候。夏は比較的涼しく、冬は暖か。雨量は多め。 特産品 畜産・酪農が盛んで、乳製品や肉の種類が豊富。 紅茶。ミルクティに適した品種が有名。 リンゴ酒(シードル)、梨酒(ペリー) 湖に棲むという、首長の巨大生物の形を模した各関連商品。アルカ帝国随所で販売されている。サブレ「レジェンド」:現在、味は4種類(ココア、ミルク、きな粉、抹茶黒蜜) 巨大生物まんじゅう:餡は3種類(あんこ、クリーム、チョコ) 巨大生物人形:大・中・小の基本3サイズが販売中。 牢獄 「クラブ・アルカ(ホテル・アルカ)風」をテーマにした内装が施され、男女共にいるメイド(牢番)やバーテンが客人を出迎える。毛足の長い赤絨毯、赤いベルベット生地のカーテン。ロマンチックムードを演出する橙色のランプ。 天蓋付きベッド、ベッドに繋がれた細い首輪(「ペット用」の文字入り) バーカウンター内のバーテンが、お好みの飲み物や料理をご用意します。 NPC ラジエル セイレーン皇女 アルカ帝国おやくそく~24期まで限定~ 無言は同意と同じ意味。言いたいことは言おう。 国で決めた方針は守ろう(会議室や手紙をチェックしてね) わからない事はとりあえず君主や周りの人に言ってみよう。 士卒はホスト(の心意気で)。ハートに愛をもっていこう。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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最上位標目 アルカ文法史 上位標目 制アルカ 同位標目 プロトタイプ制アルカ / 前期制アルカ / 中期制アルカ / 後期制アルカ /晩期制アルカ / ソーン・制アルカ 晩期制アルカとは、2007年10月から2008年1月19日までの制アルカの文体である。晩期制アルカという名称は、kakisが便宜的に呼ぶ名称であり、正式には後期制アルカに含まれる。後期制アルカとの文法的差異は微弱であり、人工言語アルカで補足事項として載せている。2008年1月19日アシェットで制アルカの使用が停止され新生アルカの作成が始まったため、使用期間は3ヶ月にも満たない。事実上夢織のためだけの文体といえる。 後期制アルカからの変更点 状態動詞化時相詞rの追加、 相表現の厳密化によって-ik, -itなどの相表現頻度の増加、 dav, div, dov, devが、atif, parkan, cuuve, xelveになるなどの循環系や親族名称などのn対語の解体語彙の増加、 tisee, dec, xaなどの後置純詞による表現の増加、 メルの読み方が廃れ、古アルカ式の読み方に回帰した。よってkona, koso, kokeは、too(十), gal(百), ten(千)に変化した。 中期制アルカから後期制アルカへ変化したときと比べると変化はきわめて微弱である。 しかし、『紫苑の書』の文体によりアルカを習得したものにとっては、若干違和感を感じるものである。 rの改定経緯。 2007/10/09 影響相は状態動詞を作るとは限らない より、動作動詞化形副詞aatと状態動詞化形副詞aitができる。 2007/10/16 無題のコメントにて、動作動詞化形副詞aatをfes, 状態動詞化形副詞aitをerに変更。詳しい経緯は2007/10/18 影響相・状態動詞とidia。 2007/11/15 新しい時相詞にて、状態動詞を示す時相詞-rが誕生。fesは動作動詞がデフォルトとなるため、自然消滅。現在流動的な状態にある。 ○主な作品 セレン=アルバザード "melidia.pdf" 人工言語アルカ 文学資料 2007/11/01完成 08/01/19校正、PDF化 ※『melidia』(PDF) 最上位標目 アルカ文法史 上位標目 制アルカ 同位標目 プロトタイプ制アルカ / 前期制アルカ / 中期制アルカ / 後期制アルカ /晩期制アルカ / ソーン・制アルカ